2015年1月31日(土)発売

名画は語る

千住 博

ご購入はこちら 本体1,800円(税別)

「名画」は絵画とは何が違うのか?誰もが知る名画の裏に隠された画家の本当の姿に、画家が迫る――

フェルメール『牛乳を注ぐ女』から発せられるエロチックな秘密のサイン。きっかけは『ゲルニカ』の空爆でも気付けば絵を描くことに夢中になりわくわくしてしまった大天才ピカソ。ダ・ヴィンチが未来の私たちに向けて描いた『最後の晩餐』からの問いかけ……。名画の裏にある巨匠たちの素顔を、世界的に活躍する日本画家・千住博氏が同じ画家として紐解きます。まさに美術の常識を覆す渾身の一冊!

ここでしか読めない! 未収録の特別原稿を公開

ほかにももりだくさん、名画45作品をカラーで収録!

著者プロフィール

千住 博

千住 博(せんじゅ・ひろし)
日本画家。1982年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。1987年、同大学院後期博士課程修了。1995年、ヴェネツィア・ビアンナーレ名誉賞を受賞(東洋人初)。2007年~2012年、京都造形芸術大学学長。2010年、東京国際空港(羽田空港)国際ターミナルのアートプロデュースを手がける。2011年、軽井沢千住博美術館開館。2013年、大徳寺聚光院襖絵を完成。作品に「ウォーターフォール」「クリフ」などがある。著書に『芸術とは何か 千住博が答える147の質問』(祥伝社新書)『千住博の美術の授業 絵を描く悦び』(光文社新書)『NYアトリエ日記』(時事通信出版局)『わたしが芸術について語るなら』(ポプラ社)など多数。