『すごい古代生物 ようこそ、奇跡の「もしも動物園」へ』川崎悟司

12月23日発売 本体1,500円(税別)
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もし絶滅した古代生物が現代に生き残っていたら……?

バーベキュー楽しいなよーし、焼けたぞ、食べごろだ

アンモナイトのツボ焼きが!

アンモナイト

アンモナイトは、その見た目から貝の仲間とイメージしてしまいそうですが、タコやイカと同じ、頭足類(とうそくるい)に分類されます。
さらにたくさんの種類があり、種によって食感が、タコのようなプリプリ感、イカのようなコリコリ感と、いろいろ楽しめます。
現代にアンモナイトが生き残っていたら、食用に養殖され、バーベキューの定番となっていたことでしょう。さらにアンモナイトには殻があるので、タコやイカにはできないアンモナイトのツボ焼きもできます。煮え立ったアンモナイトの殻口(かくこう)に豪快に醬油を注ぎましょう。

いい色だ次のコンテスト、優勝間違いないな

定年後の趣味に恐竜

ミクロラプトル・グイ

6550万年前に絶滅したといわれている恐竜ですが、わずかに生き残った子孫います。それが「鳥」です。学術的に恐竜と鳥は仲間とされています。そんな恐竜と鳥のつながりがわかるような姿をしているのが、こちらのミクロラプトル・グイ。すこし大きなオウムくらいのサイズで、全身が光沢のある羽毛に覆われている、小さな恐竜です。
美しい羽と肉食恐竜の面影を残す頭部で、現代に生き残っていたならば、観賞用ペットとして、熱いコンテストが開催されていたことでしょう。ただし半端なく値が張りますが……。

彼と過ごすはじめてのリゾート♡

豪華客亀クルーズwith浦島

スチュペンデミス

名前に「驚くべきカメ」という意味をもつほど大きなカメで、大きなものでは首も含めた体全体の長さが4 m 近くにもなります。 この大きさは、これまで地球上に現れたカメのなかで最大です。
スチュペンデミスはカメのなかでも「曲頸類(きょくけいるい)」の仲間になります。この種類は頭を甲羅(こうら)の中へ引っ込める「潜頸類(せんけいるい)」とは違い、長くなった首を横に曲げて、甲羅の脇に頭を収納します。
このようにやたら長い首をもっているので、全体が船のようです。大ガメに乗って川を渡る、そんな神話のような体験ができる動物となっていたことでしょうね。

釣れた!!早くアレ持ってきて!!

RPG-7(携帯式対戦車用ロケット弾発射機)

ダンクレオステウス

このカッコいい生物、古生代という遥か昔の海に生息していた、10m にもおよぶ巨大魚です。「魚の時代」といわれるほど魚類が栄えた時代の頂点に立っていました。咬みつく力が、5500ニュートン。ホホジロザメの咬む力、3000ニュートンを上回るのです。
憧れのこの魚、一度釣ってみたいという夢がうまれるもの。釣る際には、同意書のサインと保険金、ダメージを与えて弱らせる、または息の根を止めるために、ショットガンでは間に合わず、RPG-7(携帯式対戦車用ロケット弾発射機)という兵器を使用します。その使用に関する手続と講習を受ける必要もあるなど、厳しい釣りにはなりますが……。

見たこともない古代生物たちの“生きた”姿の数々―。

『すごい古代生物 ようこそ、奇跡の「もしも動物園」へ』川崎悟司

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