2018年本屋大賞 翻訳部門

カラヴァル 深紅色の少女

カラヴァル 深紅色の少女
ステファニー・ガーバー 著 / 西本かおる 訳
2017年8月22日発売 本体 1,800円(税別)

トリスダ島のスカーレット・ドラグナさまへ

ご結婚されるとのこと、おめでとうございます。あいにく今年は旅公演をしていないため、トリスダ島でのカラヴァルの公演はできません。次の公演はご招待のお客さまのみの特別公演ですが、もし島から出られれば、婚約者の方とごいっしょにいらしてください。贈り物として招待券を同封いたします。カラヴァルのゲームマスター、レジェンドより

すべてはこの手紙から始まった
あなたはこのゲームに参加し、嘘と真実を見抜くことができるか?

総督の娘として厳しく育てられた主人公スカーレット。父に決められた結婚を数日後にひかえたある日、彼女のもとに、長年の夢だった世界最大のショー「カラヴァル」招待状が届いた。生まれて初めて故郷を抜け出し、妹のドナテラと船乗りの青年ジュリアンとともに会場に乗り込む。しかし会場に着いたとたん、ドナテラが姿を消した。
不可思議なことばかりが起こる魔法の世界で、スカーレットはドナテラを見つけ出せるのか。

吉岡里帆さん 絶賛!!
隔離された島を跨いで海の向こう。
もし夢の中の様な世界“カラヴァル”があるのだとしたら……
どこまでも溺れてしましたいと思うのかもしれない。
それはまるで遅れてやってきた初恋の様に。
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本屋大賞受賞の言葉

このたびは素晴らしい賞をいただくことになり、どうもありがとうございます。心から感謝し、楽しみにしています。 わたしは『カラヴァル』の前に5作の小説を書きましたが、どれも出版には至りませんでした。それで、『カラヴァル』を書くにあたっては、小説を書くのはこれが最後のチャンスかもしれないという気持ちでとりくみました。以前の小説には出すのをためらっていた自分のさまざまな面をさらけだし、作家になる夢を七年間追いかける原動力になった感情をこめたのです。カラヴァルの世界を描きながら、読者のみなさんを(そして自分自身も)、自分がずっと憧れていた場所にいざないたいと思っていました。 名誉ある賞でこの本をさらにマジカルにしていただけたこと、皆さまに改めて心からの感謝を送ります。 本の雑誌増刊「本屋大賞2018」より 一部抜粋

心をこめて
ステファニー・ガーバー
ステファニー・ガーバー
著者略歴
ステファニー・ガーバー
北カリフォルニア育ち。私立大学で創作講座の講師をしながら本書を執筆し、デビュー。
西本かおる
訳者紹介
西本かおる
文芸翻訳家。東京外国語大学フランス語学科卒。主な訳書は、ダレン・シャン『やせっぽちの死刑執行人』(小学館)、サラ・ザール『ルーシー変奏曲』(小学館)、アン・M・マーティン『レイン 雨を抱きしめて』(小峰書店)、アレックス・シアラー『ガラスの封筒と海と』(共訳、求龍堂)。
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