24歳なんて今の私からみたらずいぶん昔の事のように思えるのですが、
あぁ、私もあの頃「私ってなんなのかなぁ?」とか考えたりしたなぁって思い出しました。
ひとみの不器用さ、本質はひとみと変わらないはずなのに、
どこか他人事でひとみを発破かけるヒトミ。
その行動が結果的に自分を見つめ直し、目をそらしていた事に向き合う勇気につながる。
1時間ごと成長するヒトミと同じように、1時間ごとに変わっていく、変わろうとするひとみを読んでてずっと「ひとみ頑張れー!!」って応援してしまいました。
そしてそして、物語に欠かせないメンズ2人。
私吉田さんの書くちょっとチャラいんだけど、物事をそつなくこなす男子がやっぱ好きだなぁと、改めて思いました!(笑)
辻本先輩カッコよかったです! 怒ってても「ひとみちゃん」って呼ぶとこがイイ!!(笑)
でも、最後は言葉少なくても不器用でもひとみのことまるっと分かってくれた丸山くんにホロリ。切なかったです。
でも結局橋詰さんが一番イイ男な気がします!(笑)
「自分って何でこうなんだろう」って思っちゃうこともあるけど、未来の自分を励ましてあげられるような、過去の自分に胸張ってやれるような自分でありたいって、読んだ後すごーーく前向きな気持ちになりました!!
なんか、吉田さんへのファンレターみたいになっちゃいましたが、面白かったです!!
パッとしない日々を「なんだかなぁ」と過ごしている、ひとみ。
適当に迎えた24歳の誕生日に、突如赤ん坊が現れる。それはもう一人の「ヒトミ」であった。
時が進むごとに成長していく、もう一人の自分。
ひとみは、誕生日プレゼントに、過去の自分がやりたかったことを叶えていくのだが——。
累計55万部突破『脳漿炸裂ガール』シリーズ、映画『ヒロイン失格』アニメ『ルパン三世』脚本、
『TIGER&BUNNY』本編・コミカライズなどで注目の若手作家による、
心の毒を吐きだすデトックスファンタジー小説!
1987年、神奈川県生まれ。脚本家、構成作家、小説家。日本大学藝術学部在学時よりドラマの脚本や構成を手掛ける。主な仕事に、『シャキーン!』(NHK Eテレ)構成、映画『ヒロイン失格』アニメ『ルパン三世』脚本、『TIGER&BUNNY』本編脚本やコミカライズ原作、小説『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』(東京書籍)などを手掛ける。小説『脳漿炸裂ガール』シリーズ(KADOKAWA)は累計55万部を突破。コミカライズや実写映画化もされ、その脚本も担当した。
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